株式会社エムステージは、59名の人事担当者に対し『新型コロナウイルス禍での、産業保健活動の状況』に関する調査を実施、7月9日に結果を発表した。
緊急事態宣言下における産業医の訪問について聞いた。すると29%が「通常通り訪問した」、35%が「オンラインで実施した」、24%が「延期した」、12%が「キャンセルした」と回答した。
通常訪問とオンラインで感じた違いについて、「変わりなし」が52%、「通常より効果が低いと感じた」が44%だった。「通常より効果が高いと感じた」はわずか4%である。
オンラインによる産業医面談について今後の展望を聞くと、29%が「引き続き活用したい」、32%が「利用したことはないが活用したい」、39%が「活用したくない」と答えている。

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従業員の健康課題として強化が必要な項目を挙げてもらった。すると最も多かった回答は「メンタルヘルス」(76.3%)だった。以下、「運動不足」(42.4%)、「肥満」(22%)と続く。
また従業員の健康支援としてどのようなことを行っていきたいかを聞いた。すると第1位「職場環境の改善」(52.5%)、第2位「メンタルヘルスの相談窓口」(47.5%)、第3位「メンタルヘルス研修」(42.2%)という結果になった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社エムステージ プレスリリース
https://www.mstage-corp.jp/2020/07/09/1102