各地でひきこもりを支援する拠点づくりが推進されている。この4月には静岡県と三重県で支援センターが開設された。

静岡ひきこもり支援センターについて読売新聞が報じている。ひきこもり状態の人がいる家庭は全国で26万世帯、同県では7000世帯とされる(厚生労働省・2010年度)。2002年度からひきこもり相談窓口を設けていたが浸透していなかった。一方で県内の精神保健福祉センターなどに延べ300件近い相談が寄せられていた。昨年NPO法人「全国引きこもりKHJ親の会」の県支部から開設の要望があり、今回の実現になったという。
同センターに常駐の精神保健福祉士、県東部、中部、西部の保健所にスタッフを配置する。県内で浜松市に次ぐ2例めとなるが、全国では同様のセンターが21道府県、13市に設置されている。
三重県はこころの健康センター内に「三重県ひきこもり地域支援センター」を開設した。同県ではこのセンターをひきこもりに特化した第1次相談窓口として、ひきこもりの支援を行っていく。
ひきこもり状態にある本人や家族に必要な情報を収集、ホームページなどで発信して、地域の関係機関とも連携する。ひきこもり状態にある本人や家族に対して個別相談を行うほか、家族教室の開催やひきこもり支援者の人材育成の研修も実施する。
▼外部リンク
静岡県精神保健福祉センター
http://www.pref.shizuoka.jp/
三重県ひきこもり地域支援センター
http://www.pref.mie.lg.jp/
全国引きこもりKHJ親の会
http://www.khj-h.com/

