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依存症

久里浜医療センターでネット依存への入院治療を案内

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必要であれば本人の同意のもとで実施

独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター(以下「久里浜医療センター」)のネット依存治療部門で、入院治療に関する案内を行っている。

これは、ネット依存外来に通院中の方を対象に、治療上、必要と認められた場合に、本人の同意のもとで行うもの。

久里浜医療センターによると、本人にネットゲームから解放されて生活を立て直したいなどどいった、ネット依存から抜け出したいという前向きな考えがあるようであれば、入院治療が成功する確率は高くなるという。

入院期間は6週間から8週間となり、入院中は認知行動療法の実施や、医師や看護師などによるレクチャーなどといった治療プログラムが実施される。

アルコール依存症治療で高い評価

久里浜医療センターは、1963年(昭和38年)に日本初のアルコール依存症専門病棟を設置。

「久里浜方式」と呼ばれる本人の自主性を尊重した治療方法は全国各地に広がっているほか、1989年(平成元年)には世界保健機関(WHO)から日本で唯一のアルコール関連問題の施設に指定。アルコール依存症治療に関して高い評価を受けている。

こういった長年の依存症治療の実績をもとに、久里浜医療センターでは2011年7月にネット依存治療部門を開設。診療を行っている。

▼外部リンク

ネット依存治療部門 入院治療のご案内
http://www.kurihama-med.jp/tiar/tiar_12.html

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