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人間関係

「離婚が子供に悪影響を与える」というのは大げさ?

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親の離婚と子供

いつの時代でも離婚に向けて苦しむ両親を見るという経験をしている子供は多く存在している。多くの研究によれば、両親の離婚を経験した子供は喫煙や学校の中退、自身も離婚などを経験する傾向にあると言われるが、より多くの研究ではどちらかというと深刻で長く続く悪い影響に苦しむ子供は少ないと言われているのだ。

離婚する時にはそれぞれによって程度は異なるものの、子供たちはトラウマを抱えることとなるが、親たちがいくつかのあるルールを守ることによってそのネガティブな影響を減らすことができる。

離婚するときに守るべきルールとは

まずはきちんとコミュニケーションを取ることだ。親の離婚という問題に直面すると、子供たちはしばしば何が起きているのか理解できずに混乱し、自分を責めてしまうことがある。そのため、子供の年齢にあった方法で、今両親の間で何が起きているのかをきちんと説明することが重要となる。具体的には詳細を話しすぎないようにしつつも、事実を伝えることや、離婚後のこと(どこに住むのか、学校はどうなるのか等)について話し合うこと、子供は何も悪くないということを気づかせる等が必要となる。

次に両親が対立し争う状況の中で子供を野ざらしにしないこと。争いがない離婚が最も理想的だが、両親が衝突している様子を見せる機会を最低限にすることが重要だ。

そして最後はまわりの人々のサポートを受けること。友人や他の家族、信頼できる大人など支えとなる人物と有意義な時間を持つことが変化に適応するためには重要となる。

これらのルールを守れば、離婚が子供に与える悪影響は減少し、離婚という大きな変化の中でも子供たちはうまく乗り越えて行くことができるのだろう。

▼外部リンク

Negative effects of divorce on children may be overstated
http://www.24-7pressrelease.com/

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