精神疾患について、男性と女性で明白な違いがあるという研究が発表されている。しかし近年言われてきたうつ病や不安神経症が男性よりも女性がかかりやすいという仮定については疑問視されるようになってきている。
疑問視している研究者たちによれば、性別による違いは、男性の精神疾患が社会的不名誉として弱さだと非難されてきたことが原因だというのだ。男性たちが治療を受けることを拒み、自分一人でどうにか対処しようと症状を隠すことが男女の精神疾患の発症の差の原因となっているという。

うつ病や不安神経症の男性をサポートする最善の方法を確立させることを目的とした研究によると、グループセラピーが大きな役割を持っていることがわかった。
この研究では17人の男性患者と、普段男性患者をサポートしているサポートグループの12人の男性スタッフ(半数はうつ病の経験がある)に聞き取り調査した。すると患者はグループセラピーに通うことでメンタルヘルスが向上していることがわかった。
仲間からのサポートだけではなく、リーダーシップを取る機会を経験することで、精神疾患が社会的不名誉だという感覚を減らす効果があるということがわかった。これらがグループセラピーに通うことの重要な要素なっていたのである。
また、それぞれがもつ背景によって必要となるグループセラピーのタイプが異なるという。例えば症状が比較的軽い人は、同じような仲間が主導するグループに参加し、無職で重い症状でサポートが必要な人は専門家が主導したグループに参加した、というように自分に合ったグループへの参加がより効果的になるだろう。
▼外部リンク
Study highlights need for increased promotion of support groups for men with depression
http://medicalxpress.com/news/

