医学の研究で有名なアメリカのジョンズ・ホプキンス大学医学部の研究チームは、うつや不安といった症状を経験したアメリカの少女たちは、体型に関する悩みを抱えていることが多く、過食という行動を取りやすいという新しい研究を発表した。
Rashelle Musc氏とその同僚たちは気分障害と体型への不満が気分を内向的にし、自殺願望を内在化する高いリスクを持つことを発見した。
西洋の文化では、特に少女や女性に対して容姿を重要視する傾向が強く、この考え方が、多くの人々に対して食べるという行動に問題を生じさせている。
最も多いのが食べることがコントロールできない過食という症状で、恥や苦痛という感情や、このことを周りに隠そうとする行動をもたらしている。

今回の研究では、アフリカ系アメリカ人の女性313人6~17歳を対象とし、うつや不安が過食や自殺といった行動の前兆になっているかということに関して11年間追跡調査を行った。
その結果このアフリカ系アメリカ人の女性たちは容姿に不満を持っていることを示し、思春期のうつや不安の前兆となっていた。このことがさらに過食の前兆となり、過食行動を取る少女はより自殺を試みるということが報告された。
実際に調査期間中に1件の自殺未遂があったことが報告されている。
今回の調査によって、個人それぞれの背景にある文化に関連した予防プログラムが発展することの重要性が主張されている。
▼外部リンク
Teen eating disorders increase suicide risk
http://www.springer.com/

