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うつ病のメンタルヘルスのための対話型ツールを開発

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うつ病のセルフケアツールが求められている

うつ病は、今や社会にとって大きな問題としてその対策が求められている。しかし、うつ病に有効といわれる認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy、以下CBT)は、まだまだ国内での精神療法家の数は不十分な状況にある。一方、ヨーロッパなどでは軽度から中度のうつ病については、パンコンなどを利用したセルフケアが推奨されている。

(写真はイメージです)

認知行動療法のセルフケアツールを開発

こうした状況のなか、NECソフト株式会社(本社:江東区、代表取締役 古道 義成、以下NECソフト)では、2011年からCBTのスキルを用いて利用者の考え方を整理する研究開発に取り組んできており、大野 裕(新宿区、一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長)との共同研究で、メンタルヘルスケアのための対話型なセルフケアツールを開発した。

このツールは、利用者自身がCBTを自分で活用できるようWebサービスやスマートフォンを使って対話的に支援することを特長とし、CBTの概要を学ぶと共に、「認知再構成法」「行動活性化」「問題解決技法」を自己ケアツールとして利用できる。

ツールの主な特長

1.利用者データを一元管理しスマートフォンやPCのいずれからもデータの閲覧や利用が可能。
2.メンタルヘルスの基礎知識やCBTの概要、トピックなど充実のコンテンツが学べる。
3.利用者自身が気持ちや考え方を確認するためのセルフチェック機能を提供。
「認知再構成法」における精神療法家のノウハウを採用し、3万語以上の悩み解析用の辞書データを用いた独自の自然言語処理技術を活用している。

これらの技術によって、利用者の悩みや考えに対し、適切なメッセージを返答することで、ものの考え方を見直すきっかけを与えることや、気分の改善をもたらすことを目指している。

書き込み内容からも援助できる

また、悩みや気持ち、考えを書き込むなかで以下の援助を行う。
1.書き込み内容から悩みの箇所を特定し共感する。気持ちに関係する考えを書かせるヒントを提供する。
2.記述内容から利用者の思い込みの可能性がある個所を指摘する。

NECソフトでは、2013年秋から、協力が得られた企業のデータからメンタルヘルスの予防効果の検証を進めていく。その後、医療機関向けや一般利用者向けなどを計画していくとしている。

なお、本内容の一部は、8月23日~8月25日に行われる「第13回日本認知療法学会」にて発表される予定。

▼外部リンク

NECソフト
http://www.necsoft.com/press/2013/130814.html

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