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認知症患者家族の「介護うつ」予防

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認知症患者家族のうつ病発症、高確率で

認知症患者の70パーセントが家族に介護されている。この責任と介護で経験するチャレンジはどうしようもなく、ストレスがたまる。

(画像はイメージです。by SodanieChea,flickr)

ペンシルベニア州立大学の人間開発学部教授ステファン・ザリット氏は、30年以上にわたって介護の研究を続けている。彼は、40から70パーセントの間の介護者が著しくストレスをため込んでいると話した。さらに、ストレスをため込んでいる介護者の半分がうつ病の症状を発症しているという。

うつ病は徐々に症状を増すため、介護者はそれに気づかない可能性もある。そして肉体的精神的症状のせいで、うつ病は激しく長期間にわたり介護者を苦しめる。

うつ病について知ることがうつ病予防の最初のステップ

Vista Gardens Memory Care Community教育・福祉主任ダイアン・ダービー・ビーチ氏は、認知症患者の家族が介護で経験するチャレンジ、ストレス、そしてうつ病について語った。

介護者がうつ病について知ることがうつ病を予防する最初のステップ。介護者のうつ病を予防する他の方法は以下のようなものがあるという。
1.自分の気持ち、不満、不安を家族、友人、または精神医療従事者と話す。
2.自分が独りではないことを知る。サポート・グループに参加し、同じような状況の他者の話を聞く。
3.自分の時間をつくる。友達とランチに出かけたり、趣味に興じたりする。
4.運動をする。運動はドーパミンやエンドルフィンを産出し、いい気分にさせる。
5.深呼吸する。いっぱいいっぱいのときは、休憩をとり、深呼吸をするようにする。

▼外部リンク

Helping relieve caregiver depression
http://www.utsandiego.com/sponsored/2013/dec/24/

Dementia Patients and Caregivers Living With Unmet Needs
http://www.dailyrx.com/

Caregivers experiencing depression aren’t alone
http://journalstar.com/niche/neighborhood-extra/

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