新しいうつ病への生理学的理解がプロザックやゾロフトのような一般的な抗うつ剤に代わる治療法開発へつながるとロヨラ大学の研究者ムラリ・ラオ氏らがCuurent Psychiatry誌で発表した。新薬、脳の電気・磁気刺激、ストレス管理のための認知行動療法などが新しい治療法として期待されている。

50年以上にわたってうつ病は神経伝達物質とよばれる脳細胞間の信号を運ぶ化学伝達物質の以上によるものだと理解されてきた。一般的に使用される抗うつ剤は3つの神経伝達物質(ドーパミン、ノルエピネフリン、セロトニン)の劣化を阻止または放出を増加させるように作られている。
しかし、プロザック、ゾロフト、パキシルのような神経伝達物質をターゲットとした薬剤の成功率は半分以下。この事実が研究者らにうつ病を理解するためにさらなる研究を促した。
新しいうつ病についての学説は脳のいろいろな部位のニューロン密度の違い、脳細胞の誕生と死におけるストレスの影響、脳内のフィードバック経路の修正、ストレス反応による炎症の役割に注目している。
▼外部リンク
New depression treatments are on the horizon
http://loyolamedicine.org/newswire/news/

