統合失調症患者は性別にかかわらず、高い血漿ホモシステイン値を持つことが立証されたとSchizophrenia Bulletin誌掲載の論文で発表された。

この発見は、性別とメチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)C677T遺伝子型が血中ホモシステイン濃度に与える影響を調査した一連の分析によりもたらされた。
徳島大学の沼田周助氏らは最初に、MTHFR C677T遺伝子型にかかわらず、統合失調の男性患者が、精神的に健康な男性に比べて、著しく高い血漿ホモシステインことを発見した。さらに、血漿中ホモシステインは、MTHFR C677T遺伝子型にかかわらず、精神的に健康的な女性に比べて、統合失調症を患う女性患者間で高いことが発見された。
沼田氏らは、メタ分析をした関連研究によって結果が不均一であることを語っている。これは遺伝的要因、薬剤、ビタミンB6、ビタミンB12、肥満、喫煙状態、カフェイン消費などの臨床的要因・環境的要因が関連しているのではないか、と推測されている。
血漿ホモシステイン値の増加は統合失調症発症の危険性の上昇と関連している、と沼田氏らは論文で結論した。
▼外部リンク
Elevated homocysteine not gender-specific in schizophrenia
http://www.news-medical.net/news/20140228/
Meta-analyses of Blood Homocysteine Levels for Gender and Genetic Association Studies of the MTHFR C677T Polymorphism in Schizophrenia
http://schizophreniabulletin.oxfordjournals.org/content/

