‘若者と社会をつなぐ’をミッションに若年者就労支援を行うNPO法人「育て上げネット」は西田亮介氏(立命館大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授)との共著『無業社会 働くことができない若者たちの未来』を出版した。

高校・大学に通学していない、収入につながる仕事をしていない、独身という15歳から39歳までの若年無業者は現在200万人を超え、若者の16人に1人。潜在数では483万人ともいわれる。
昨年11月、日本で初めて若年無業者の実態を調査した『若年無業者白書 その実態と社会経済構造分析』が出版された。
白書は量的分析が中心だったが、同書は支援現場での事例や歴史・構造を取り上げることで若年無業者の実像に迫っていく。多くの事例を紹介する中で、誰にでも起こりえる事象で社会的に解決すべき、との問題提起もする。216ページ、価格は821円(税込)。
育て上げネット(東京都立川市)は、働きたいけれど働けずにいる若年無業者(ニート)やひきこもり状態の若者の自立を目指して、若年者就労基礎訓練プログラム・ジョブトレを運営する。また、その家族を孤立させないために母親の会・結(ゆい)で支援している。
同団体に集まる若者は、若年無業者3類型の「求職型」「非求職型」「非希望型」(「青少年の就労に関する研究調査」より・平成17年内閣府)のいずれかに該当するが、皆「働く」と「働き続ける」をゴールに見定めているという。
▼外部リンク
NPO法人育て上げネットプレスリリース
http://www.sodateage.net/
育て上げネット
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