2014年8月15日、日米でエクオール研究を続けている大塚製薬は、女性ホルモンの変化が女性に与える影響に関して対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座院長にインタービューの内容を発表した。

(画像はプレスリリースより)
女性には女性ホルモンが減少する時期が産後、月経前、更年期の3回ある。
妊娠中は女性ホルモンを普段の300~1,000倍分泌する。この分泌は出産によって一気に0になることから、女性の気分や体調に大きな影響を与える。ホルモン分泌は徐々に回復するが、気分障害が発症する場合がありこれを「マタニティーブルー」と呼ぶ。
月経前にはイライラやおちこみが出やすくなり、これを月経前症候群と呼ぶ。妊娠により生理が止まる機会がないと、婦人科系の癌のリスクが上昇する。
更年期とは卵巣が寿命に達し女性ホルモンの分泌を停止する時期を指す。これ以降は脳の指令があっても女性ホルモンを分泌することはない。
平均寿命が示すように、更年期以降も30年以上の生活が続く。この状態では骨、脳、関節、筋肉、胃腸、皮膚、血管などに不調が発生する。更年期障害と呼ぶ症候群の他に、骨粗鬆症、うつ、関節炎、動脈硬化の発生率が増加。
女性ホルモンの変化による症候群は女性ホルモンを補うことで、症状の軽減を図ることができる。女性ホルモンを薬剤として用いる方法もあるが、短期的には体重増加等の副作用が、長期的には発がんリスクの増加が問題となる。
大豆等のイソフラボンは女性用ホルモン様作用があるので、女性ホルモンの変化による症候群を抑える。最近の研究では「エクオール」という物質が腸内細菌叢で生産できるかが、イソフラボンの女性ホルモン様作用の鍵となっている。
対馬ルリ子医師は以下のように締めくくっている。
▼外部リンク
大塚製薬 プレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/129892

