ジョージタウン大学は10代が飲酒を始める前のアルコールの使用と依存に関するリスクに関係する脳の因子と行動に関して焦点を当てた研究を行い、その結果を神経学会総会(米:2014年11月15日~19日)で発表した。

The Adolescent Development Study(10代の発達研究)はメリーランド大学とジョージタウン大学が共同で行っている、「発達途中にある」10代の脳が、どのようにアルコールや薬物使用といった危険な行動に関与しているかについて広い範囲の研究である。
2014年の神経学会総会ではこの研究から4つの演題を発表。
Executive Control Network(ECM:遂行制御ネットワーク)をfMRI(functional magnetic resonance imaging)で検討したところ、飲酒リスクの高い群では明らかに結合性が低下していた。
ECMの低下が将来の飲酒リスクを予想できるかを検討したところ、10代での飲酒が将来のアルコール障害をコントロールする機能を低下させることが判明。
砂糖の過剰摂取と衝動性は正の相関を示した。しかし、この研究結果は更に検討が必要である。
DHAが不足している小児では持続処理課題において、将来の利益よりも目先の利益を重視する傾向にあった。この結果も例数が限られているため更に研究が必要である。
10代における砂糖過剰あるいはDHAの不足が、脳の発達に影響を与えている可能性が示唆された。
この影響は将来アルコールや薬物に対する依存症になるリスクを高める可能性がある。しかし、fMRIで診断可能なことから、対応することができるかもしれない。
(画像はイメージです)
▼外部リンク
ジョージタウン大学 プレスリリース
http://gumc.georgetown.edu/news/What-Brain-Studies-Reveal

