一般社団法人日本産業カウンセラー協会は、日本労働組合総連合会と共に、2007年より毎年9月10日の「世界自殺防止デー」に、「働く人の電話相談室」を開設している。
9回目となった今年は、開設期間内に436人から736件、時間にして217時間に及ぶ相談を受け付けた。同協会は10月26日、相談内容の分析結果を発表した。
今回の相談者の数は436人。そのうち男性が160人、女性が276人だった。相談件数736件のうち、男性は262件、女性が474件だった。年代別でも、20~50代において女性の相談が目立った。
相談内容をカテゴリー別に分類すると、第1位は『職場の悩み』で男女ともに最多(男性93件、女性182件)であり、全体の約37.4%に上った。
また『家族に関する悩み』は男性14件、女性91件と男女に大きな差が現れた。『メンタル不調・病気』は男性40件、女性44件であり、全体の11.4%に及んだ。

『職場に関する悩み』の相談内訳について分析を行っている。それによると『人間関係』が全体の37.8%を占めトップになった。移り変わりの激しい世の中ではあるが、人間関係に悩める人々の姿は変わらないようだ。
そしてハラスメントに関する相談が全体の28.4%に及んだ。内訳はセクハラが2.9%、パワハラが16.0%、その他ハラスメント9.5%である。過去8回に比べて、特に相談割合が多かったのがハラスメントだ。今回の「働く人の電話相談室」の大きな特徴と言えるだろう。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人日本産業カウンセラー協会 プレスリリース
http://www.counselor.or.jp/Portals/

