明治安田厚生事業団 体力医学研究所は、働く女性40人(平均年齢51歳)を対象とした研究を実施。この研究結果は、北米更年期学会が出版する「Menopause」という更年期に関する専門誌の8月号に掲載された。

同研究では、まず対象となる女性たちを20人ずつのグループに分割。片方のグループは3週間、ヨガの動きを取り入れたストレッチを毎日寝る直前に10分間行った。一方もう片方は3週間ストレッチを行わずに通常の生活を送った。
ストレッチを行ったグループでは、「簡易更年期指数」(更年期症状の評価を行うのに使用)の値は15.7点となり、実施前の29.3点と比較して減少。一方通常生活を行ったグループでは実施前32.4点、実施後32.2点とほとんど同じ値であった。
また、抑うつ度を示す「SDSうつ性自己評価尺度」も、ストレッチを行ったグループは実施前40.1点、実施後35.8点であったのに対し、通常生活を行ったグループでは実施前42.8点、実施後41.6点。
エアロビクスなど強度の強い運動が、更年期症状や抑うつ症状の改善につながることは過去の研究で明らかになっていたが、ストレッチなど強度の低い運動に関する研究は同研究が初めて。
同研究を行ったグループでは、ストレッチやヨガが更年期症状の改善に及ぼす効果について初めて科学的に実証できたとしており、今後働く女性の健康支援策において1つの手段として活用されることを期待すると述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/109586
発表論文(Menopause)
http://journals.lww.com/menopausejournal/
明治安田厚生事業団 体力医学研究所
http://www.my-zaidan.or.jp/tai-ken/

