公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所の永松俊哉所長は22日、中学・高校時代の運動・スポーツ活動が、うつ病・疲労感・ストレスを緩和する効果が期待できると発表した。
これは永松所長が、青少年のメンタルヘルスと運動の関係について述べた論文を文献研究し判明したことである。その内容は「青年期におけるメンタルヘルスと運動・スポーツ活動の関係」という論文にまとめられ、日本体力医学会学会誌「体力科学」に8月1日付けで掲載された。

中学・高校時代に運動・スポーツに取り組み、かつ継続すると、ライフスキルやストレス対処能力を高めて、うつ病やストレスなどの緩和に役立つ。ライフスキルとは、現在の生活を管理統制し、将来のライフイベント(受験・就職・結婚・出産など)を乗り切るための能力である。
中学生・高校生が運動・スポーツを経験する場として、学校の運動部(部活動)がある。今回の研究結果に基づけば、確かに部活動はメンタルヘルスの改善に有益である。
しかし一方で、部活動には体罰のようなネガティブな要素もある。また部活動に所属したことにより、かえって神経症を発症してしまうこともある。
中学・高校の部活動がメンタルヘルスの改善に益するためには、適切な指導体制の下、安全面に配慮した組織運営が行われることが重要である。
(画像はプレスリリースより)
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公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 プレスリリース
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