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人間関係などに悩む人々から見える現代社会の姿

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読売新聞の「人生案内」を社会学者が読み解く

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは10日、ディスカヴァー携書より『悩める日本人 「人生案内」に見る現代社会の姿』を発売した。

著者は社会学者の山田昌弘氏。「パラサイトシングル」「婚活」「格差社会」といった概念を生み出した人物である。

読売新聞の名物連載「人生案内」は、100年以上続いている。読者からの悩みに識者が誌上で答えるスタイルは、連載開始当初から一貫している。100年以上同じスタイルを貫いた結果、社会学者の研究対象ともなった。なお山田氏も2009年より回答者として「人生案内」に関わっている。

同書では、実際に「人生案内」に寄せられた相談を山田氏が読み解き、現代社会の実像を浮かび上がらせる。取り上げる相談は「交際相手が心変わり、苦しい(60代女性)」など、人間関係が絡んだものも多い。

価値観の多様化に対応できない日本社会

山田氏は「人生案内」から、日本人の価値観の多様化が進んでいること、日本社会が価値観の多様化に対応できていないことを指摘する。

価値観の多様化には既存のモデルでは対応できない。結果として既存モデルからこぼれ落ちる人が増えているのだ。非正規雇用問題はその一例であろう。

また日本には昔から「世間体」という圧力が存在し、近年この圧力は一層強まっている。一部のクレームによって、個人や企業の活動が中止に追い込まれるケースは枚挙に暇がない。

「人生案内」から浮かび上がるのは、価値観と世間体の間で苦しむ多くの人々の姿であり、縮こまっていく日本社会の実像であると山田氏は説いている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/

書籍情報
http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799321638

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