ウォーリック大学が率いる研究チームは、米国の学校における友人間ネットワークと気分の関連を調査。その研究成果を学術誌Royal Society Open Scienceに掲載した。

結果によると、良い気分や悪い気分は友人同士のネットワーク上で拡散する傾向があり、それは無力感や関心の喪失などのさまざまなうつ病の症状についても同様だった。
しかし同時に研究者らは、より低いまたはより悪い気分の状態である人の影響は、他の友人を抑うつに追い込むほどには強くないことも発見した。
この結果について研究者は、エビデンスベースのアドバイスに従うことで、うつ病の危険にさらさずに10代の友人や自身を助けることができる可能性を意味すると話す。
これまでの研究では、青少年の気分障がいには、社会的支援と友好関係が有益であると見いだされている。
今回の成果で個人の感情状態は、社会的に接触のある人の感情的表現にさらされることで影響を受けることが示唆された。
青年から成人期にある人の気分変化がその友人に対してどのように影響するかをより深く理解することは、青年期うつ病への介入方法を模索するうえで有益であると研究者は話す。
社会的な介入の主な目的はうつ病リスクの軽減と負の気分の広がりを減らす友情の活用にあるとも語っている。
(画像はウォーリック大学のホームページより)
▼外部リンク
ウォーリック大学のプレスリリース
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ウォーリック大学
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