株式会社JTBコミュニケーションデザインは7日、「コミュニケーション総合調査」の第1報「2017年の満足度と2018年への期待」の報告書をまとめた。
調査では、大学生・会社員・主婦・リタイヤ層を対象に、コミュニケーションに対する満足度などを調べた。
コミュニケーションの手段について、全体の第1位は「直接(対面で)話す」で65.6%だった。「メール」「LINE・チャット」「SNS」を合わせたオンラインコミュニケーションは23.9%であり、「電話・テレビ電話」の9.5%を上回った。
また大学生では「直接(対面で)話す」が59.5%、オンラインが32.4%となっており、他のカテゴリに比べてオンラインの割合が高い。
2017年のコミュニケーションの満足度について聞いた。
すると「50~59点」が17.2%、「60~69点」が19.0%、「70~79点」が20.6%、「80~89点」が16.1%と分散した。なお平均点は「59点」となっている。
2017年は楽しくコミュニケーションをとることができたかを聞いた。
すると全体では「全体的に、楽しくコミュニケーションがとれた」が14.4%、「どちらかといえば、楽しくコミュニケーションがとれた」が40.1%となった。合計で54.5%が「楽しくコミュニケーションがとれた」としている。
一方、会社員は「楽しくコミュニケーションがとれた」が44.9%と低く、「楽しくコミュニケーションがとれなかった」が26%と高かった。
2018年のコミュニケーションの希望について聞いた。
すると全体の第1位は「メールやSNSだけでなく、リアルなコミュニケーションを大事にしたい」(68.9%)だった。以下、「自分の意見や思いを表現する力を伸ばしたい」(65.8%)、「相手の話を聞く力を伸ばしたい」(63.8%)と続く。
リアルなコミュニケーションを志向しつつ、表現力や聞く力を伸ばしたいと考えている人が多いようだ。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社JTB プレスリリース
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