東日本大震災から7年となる2018年3月11日(日)、赤坂区民センターで行われたイベント「ヒューマンラブエイドvol,1」の中で、教育評論家の尾木直樹氏が「原発いじめをみんなで考える」と題して特別講演を行った。

大震災による東京電力福島第一原発の事故で、やむを得ず避難した子どもたちがいじめられている。これまで尾木氏はブログやメディアを通じて、原発いじめについて言及してきた。
尾木氏はブログで、
・人種や民族差別のように「社会的差別・いじめ」であること
・避難者、原発被害者の持つ社会的犠牲の意味が認知されていないこと
(尾木ママオフィシャルブログ「オギブロ」より)
としている。原発被害者に対する社会的な配慮不足が問われている。いじめ被害者の立場で考えること、そして原発被害者への共感ができていないと指摘した。
尾木氏は、原発いじめの原因の一つに、学校の頼りなさや教育委員会の無知・不誠実を指摘している。数々のいじめ事件のなか、調査委員会も市の教育長でさえも被害少年の立場に立てず、原発いじめを認めようとしない。
子どもだけでなく大人の共感力や配慮のなさにも問題があるようだ。そこには、いじめが子ども社会だけでなく大人社会でも蔓延している背景がある。
今回の特別講演が行われたイベント「ヒューマンラブエイドvol,1」は、いじめ撲滅を目指すために設立した一般社団法人「明るい未来を紡ぐ有意識者の会」が主催で、歌舞台やパネルディスカッションを通じていじめへの取り組み方を考えるものであった。
(画像は一般社団法人 明るい未来を紡ぐ有意識者の会HPより)
▼外部リンク
「ヒューマンラブエイドvol,1」
http://humanloveaid.com/0001.html

