森トラスト株式会社は7月5日、ニコチン依存症治療アプリを開発している株式会社キュア・アップに出資を行ったことを発表した。
同社は2016年に策定した「Advance2027」に基づいて、グループ全体のオープンイノベーションを推進している。その一環として200億円の投資枠を設けており、「新イノベーション投資戦略」としてM&Aやスタートアップ企業への出資を行っている。
出資は今後協業する可能性のあるスタートアップ企業へのパイプライン拡充や広範な情報収集によるCVC活動の加速を目的としており、2019年7月1日付けで出資を行った株式会社キュア・アップは医療機関向けに疾患治療を行うアプリ「治療アプリ」の研究開発、および法人向けにモバイルヘルスプログラムの提供を行っている。
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森トラスト株式会社が出資した株式会社キュア・アップは、「アプリで治療する未来を創造する」ことをビジョンとして掲げている。
中でも現在手掛けているニコチン依存症を治療するスマートフォンアプリは治療用のソフトウェア医療機器として国内初の薬事申請を行っており、2020年内の薬事承認・保険適用を目指している。
株式会社キュア・アップは高度なソフトウェア技術と医学的根拠に基づいた疾患治療用プログラムの研究開発をすすめており、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、順次グローバルにも展開していく予定。
森トラスト株式会社では今後もこのように未来のイノベーション創出を推進すべく、ビジネス環境の整備や、スタートアップ企業との協業による新たな事業創出などを通じて、わくわくするような未来の創造を目指していきたいとのこと。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
森トラスト株式会社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000018049.html
