株式会社ラーニングエージェンシーは、新入社員3,128人を対象にキャリアに対する意識調査を実施し、4月28日に結果を発表した。調査期間は2020年4月2日~2020年4月22日。
「今の会社で働き続けたい」と答えた新入社員は59.1%だった。2015年以来5年ぶりの上昇である。
今年の新入社員は新型コロナウィルスの影響により在宅勤務からスタートという人が多く、先行きの不安から今の会社で働き続けたいと考える人の割合が増えたと見られる。
また「将来会社で担いたい役割」について、「専門家」と答えた新入社員の割合は31.1%だった。専門家になりたい理由のトップは「いざという時に専門性を活かして仕事をしていきたいから」で54.6%。
どのような状況であれば今の会社で働き続けたいかを聞いたところ、第1位は「職場の人間関係が良い」(66.6%)だった。第2位は「高い給与・賞与をもらえる」(51.2%)、第3位は「仕事を通じて成長できる」(45.0%)となっている。
新入社員は、高い給与や仕事を通じた成長よりも、良好な人間関係を望んでいることがわかる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ラーニングエージェンシー プレスリリース
https://www.learningagency.co.jp/topics/20200428_2