ピースマインド株式会社は、日本で働く外国人社員のメンタルヘルスサービス利用調査を実施し、6月5日に結果を発表した。
調査の結果、外国人社員の相談内容はプライベートに関するものが約70%であった。外国人社員は職場のことよりもプライベートで悩んでいることがわかる。ちなみに日本人社員の場合は、プライベートに関するものが44%である。
外国人社員の「プライベート」に関する相談内容の内訳を分析した。すると「プライベートの対人関係」が47%、「健康」が32%、「生活」が21%という結果になった。
家族やパートナーなどのプライベートな人間関係で悩んでいる人が多いことがわかる。
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外国人社員の「職場」に関する相談内容の内訳を分析した。すると「仕事の問題」が73%と最も多く、次点は「職場の対人関係」で20%だった。なお「仕事の問題」では、言語の壁やコミュニケーションの負担などを相談するケースが目立った。
また、テキストマイニング手法を使って「職場」に関する相談内容を分析したところ、家族・両親・生活などといったプライベートに関する単語が多く見られた。表向きは職場の悩みでも、真の相談テーマはプライベートにまで及んでいたのである。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ピースマインド株式会社 プレスリリース
https://www.peacemind.co.jp/newsrelease/archives/237