株式会社日本マンパワーは、国家資格であるキャリアコンサルタントの有資格者に対し、相談の対象者(従業員、学生、休職者)ごとに相談内容などについて調査し、6月19日に結果を発表した。
今回の調査により、コロナ禍により緊急事態宣言を受け、個人のキャリア・生き方・働き方に様々な影響が出ていることが判明した。
従業員では今度のキャリア、学生では就職活動、求職者では金銭面、3者に共通するものとしてはメンタル面への影響が挙げられる。
キャリアコンサルタントによると従業員(就業者)からの相談で、相談件数が増えた相談テーマは「今後のキャリアについて」(47.9%)、「リモートワークや在宅勤務」(43.5%)、「ストレスや鬱、メンタル面について」(39.5%)、「会社や事業の業績について」(38.7%)である。
学生の場合、「就職活動について」(47.8%)、「オンライン授業について」(34.7%)、「ストレスや鬱、メンタルについて」(34.3%)、「学費や生活費など金銭面について」(25.0%)の相談が増えた。
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求職者の場合、「収入減や生活費など金銭面について」(57.2%)、「雇用期間の終了や雇止めなど雇用について」(56.5%)、「求職活動について」(43.9%)の相談が増えた。
求職者からの「ストレスや鬱、メンタル面について」の相談で、「増えた」と答えたコンサルタントは32.8%であり、「変わらない」の38.7%には及ばないが、割合は少なくない。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社日本マンパワー プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/246276