神奈川県は6月26日、県内のギャンブル等依存症の実態調査「娯楽と生活習慣に関する調査」を実施し、その結果の速報を公表した。
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神奈川県は、競馬・競輪・オートレース・モーターボート競走やパチンコ・パチスロ等の依存症の実態を把握し依存症対策の参考とするため、「娯楽と生活習慣に関する調査」を実施した。
調査の対象者は横浜市を除く住民基本台帳から無作為抽出した住民18歳~74歳の6,750人、期間は2020年2月~3月、有効回答者数は2,257人であった。
調査票には、ギャンブル等依存の簡易スクリーニングテストSOGS(The South Oaks Gambling Screen)が含まれている。12項目(20点満点)の質問の回答点数が5点以上の場合、ギャンブル等依存症の疑いがあると判定される。
過去1年以内でSOGSが5点以上の「ギャンブル等依存が疑われる者」の割合推計値は0.8%で、最もお金を使ったギャンブル等はパチンコ・パチスロの0.7%だった。また、生涯でギャンブル等依存症が疑われる者は4.9%で、最もお金を使ったギャンブル等はパチンコ・パチスロの3.8%だった。
また、過去1年以内の証券の信用取引・先物取引市場への投資を含めた「ギャンブル等依存が疑われる者」の賭け金は、月平均が30万円、中央値が3万円となった。
(画像は神奈川県のHPリリースより)
▼外部リンク
神奈川県のプレスリリース
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/nf5/