意外に歴史は古い「断眠療法」
うつ病の治療法としては、これまで抗うつ薬による薬物療法や認知行動療法などといったものがスタンダードであったが、最近、「断眠療法」と呼ばれる治療法が注目を集めている。
「断眠療法」とは、全く、あるいは一定時間睡眠を取らないようにすることで生体のリズム(体内時計)を操作・改善するというもので、その歴史は意外に古く、1971年には既にその効果が確認されているとのこと。

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また、「断眠療法」の場合、一晩の断眠直後から効果が期待できるほか、薬物治療が困難なタイプのうつ病でも対応可能であるなど、適用範囲が広いというメリットがある。
過信は禁物
だが、「断眠療法」は、適用後の回復睡眠で元に戻ってしまうという欠点があるほか、適用範囲が広いとはいえ、全てのタイプのうつ病治療に適しているというわけではなく、うつ病のタイプによっては「効き過ぎて」かえって体調を崩してしまう場合もあるという。
また、睡眠不足の状態に陥ることで注意力散漫になることから、日常生活に支障が生じる可能性もあるので、自己判断で行わずに専門の医療スタッフへ相談するのが無難。
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