2013年12月、慶應義塾大学発のベンチャー企業2社が、相次いで東京証券取引所マザーズ市場への上場を果たした。慶應義塾大学発のベンチャー企業が上場するのは、初めてのこと。
2社のうちの1社、株式会社部位キューブは、2000年に当時在学中の学生が中心となって創出した企業で、ビジュアルコミュニケーション(遠隔地情報通信技術)分野の先駆的存在だ。

(画像はプレスリリースより)
もう1社、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社は、山形県鶴岡氏市にある慶応義塾大学先端生命科学研究所のメタボローム(細胞内全代謝物)解析技術を活用したベンチャー企業。
CE-MSと呼ばれる質量解析方法をもとに、メタボローム解析試験の受託や、うつ病のバイオマーカーによる診断法の開発などを行っている。2013年9月には、川村総合診療病院の川村則行医師と共同で開発をすすめている、うつ病のバイオマーカーを用いた診断技術の基幹技術である「うつ病のバイオマーカー、うつ病のバイオマーカーの測定法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体」が日本における特許を取得した。
これらの特許技術は、血液中のエタノールアミンリン酸を測定することで、健常者とうつ病患者を高い精度で判別することができるだけでなく、問診では鑑別が難しいとされる適応障害患者、不安障害患者とうつ病患者を判別することもできる。
▼外部リンク
慶應義塾大学 プレスリリース
http://www.keio.ac.jp

