50パーセント以下の小児・若年成人らのみが不安神経症の治療により長期的な症状の軽減に至っているとジョン・ホプキンズ・子供センターらの調べでわかった。

(画像はホームページより)
研究によると、半分近い子供らが著しい症状の改善を見せ、平均して治療後6年間症状の再発がなかった。しかし、同時に他の半数には治療の長期的効果は見られなかった。
研究には11歳から26歳の288名の不安神経症と診断され3か月の治療が行われた患者が参加し、平均で6年間の追跡調査がなされた。
患者らは薬剤治療、認知行動心理療法、またはその両方を受けた。参加者の47パーセントは最初の治療から6年間症状の発症がなく、70パーセント近くが治療後数年の間に断続的な精神病治療を必要とした。
今回調査したような治療は再発の危険性を予測できないことが研究で明らかになった。
研究では家族動態や性別が長期的な不安神経症発症の主要な危険因子であることがわかった。再発の危険性が低かったのは明確なルールや高い信頼関係をもつ安定した家庭環境をもつ患者で、さらに男性は女性にくらべ再発の危険性が低かった。
不安神経症は遺伝子と環境の複雑な相互作用の結果であると研究者らは語った。遺伝子を操作することはできないが、患者の環境を変えることが不安神経症の治療には求められている。
▼外部リンク
Less Than Half of Children Treated for Anxiety Achieve Long-Term Relief
http://www.newswise.com/articles/
Johns Hopkins Children’s Center
http://www.hopkinschildrens.org/index.aspx

