独立行政法人国立精神・神経医療研究センターは2月6日、統合失調症早期診断・治療センターを開設したことを発表した。統合失調症を発症して間もない患者に十分な対応を行うこと、研究所と病院が協力して統合失調症の適切な治療法の開発に取り組むことを目的にしている。

(画像はプレスリリースより)
精神・神経医療研究センターは統合失調症早期診断・治療センターの開設と同時に、発症早期の治療に焦点を当てた専門外来をオープンさせた。この専門外来は精神病発症後およそ2年以内の患者を対象にしており、面接に時間をかけ、希望に応じて認知機能や血液、画像、生理学的な検査など多角的な評価を行う。
統合失調症と診断された場合には初期治療と並行して心理教育を行い、治療と教育について患者と治療チームとの間で必要な情報を共有し、話し合いながら治療方針の決定を行う。
また患者と病院、患者家族、支援者との連携をスムーズに進めるためのツールとして「患者手帳」を開発。治療に使用する薬、セルフモニタリングの方法、幻覚や妄想が起きた場合の対処方法などが紹介されており、治療を記録するだけでなく、患者本人がメモを書き込めるようにもなっている。
▼外部リンク
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター プレスリリース
http://www.ncnp.go.jp/press/press_release140206.html

