PLOS ONE誌で発表された新しい研究によると、猫にかまれた驚くような数の人間がうつ病と診断されている。

(画像はイメージです。by Sergio Vassio, flicker.com)
研究ではミシガン大学の研究者らが130万人の医療記録を検査した。全体で猫にかまれた患者は750名、犬にかまれた患者は1108名で、約11万7000名のうつ病患者がいた。結果、猫にかまれた患者の41.3パーセント、犬にかまれた患者の28.7パーセントがうつ病を発症していたことがわかった。
この不可解な研究結果に、研究者らはいくつかの可能性を示唆した。
1つめは、うつ病患者が精神的癒やしを求めてペットを飼育する際に、猫が選ばれる確率が高い。
2つめは、うつ病患者が猫にかまれるような行動をとりやすい傾向にある。
3つめは、かまれることによって、猫が運ぶトキソプラズマと呼ばれる寄生生物に感染し、それが感染した脳に変化をもたらした。
過去の研究によると、寄生生物への感染は、女性の自傷行為や自殺率の上昇と関連していることがわかっている。脳がT.gondiiに感染すると、炎症性サイトカインが放出され、これが一部の患者においてうつ病の原因となっている可能性があると考えられている。
しかし、猫とうつ病の関連性は、問題視するほど明確ではない。
▼外部リンク
Cat Bites Are Linked To Depression
http://www.popsci.com/article/science/
Describing the Relationship between Cat Bites and Human Depression Using Data from an Electronic Health Record
http://www.plosone.org/article/

