ケスラー財団の科学者らは、外傷性脳損傷患者(TBI)を調査したところ、うつ病と自己認識が記憶、クオリティ・オブ・ライフ、人生への満足感に影響を与えていることがわかった。研究は2014年2月に発行されたBrain Injury誌に掲載された。

自己認識(自己の能力や限界を正しく認識できる能力)の障害をTBI後に発症するケースは多い。今回の研究で、障害のない自己認識を持つTBI患者は正しい自己報告を行うが、同時に、障害のない自己認識はうつ病症状と関連していることが発見された。この研究は自己認識とうつ病の複雑な関連性を調査した最初の研究になる。
研究者らは30名の成人を最低でも1年の間追跡調査した。認識に関するアンケート、健康状態に関するアンケート(SF-12)、人生への満足感に関するアンケート(SWLS)、記憶機能に関するアンケート(MFQ)、うつ病調査票(CMDI)を使って調査された。
▼外部リンク
Depression and self-awareness affect subjective reports of memory, quality of life, and satisfaction with life
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