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脳卒中の自殺リスク上昇 うつ病が原因?

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多目的コホート研究(JPHC研究)論文発表

自殺に関連するリスクとして、うつ病がある。しかし身体疾患と自殺の関連についての研究はほとんどない。他の外因死(不慮の事故など)についても、本来は自殺に区分されるものがある。

JPHC研究は、脳卒中がその後の自殺および他の外因死に及ぼすリスクについて検討。その結果がPsychosomatic MedicineでWeb公開された。

(画像はイメージです)

結果

1990年から2010年までの追跡期間で、今回の解析の対象は約9万3000人。追跡期間中に約4,800人が脳卒中を発症。追跡期間中に脳卒中の発症が確認されたグループでは、その後5年以内に17人が自殺により、34人がその他の外因により死亡。

脳卒中を起こした人が、脳卒中発症後5年以内に自殺するリスク比(脳卒中を起こさなかった人との比較)は10.2(95%信頼区間6.3-16.6)、その他の外因死のリスク比は12.8(95%信頼区間9.0-18.2)。自殺あるいは外因死を結果とした脳卒中の単因子解析でも リスクが有意に高いことが示された。

考察

脳卒中の発症後1年以内に、いわゆるうつ病のリスクが上昇する報告がある。うつ病は、自殺のリスク。また、うつ病などで抑うつ状態にあると、交通事故などの不慮の事故に遭う可能性が高い。

脳卒中後には様々な身体的および認知的な障害が残ることが多い。その障害による、心理的ストレスは大きく、その結果自殺のリスクが高まると想定している。

▼外部リンク

国立がん研究センターがん予防・検診研究センター プレスリリース
http://epi.ncc.go.jp/jphc/732/3438.html

国立がん研究センターがん予防・検診研究センター 成果
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3437.html

Psychosomatic Medicine誌 掲載論文
http://journals.lww.com/psychosomaticmedicine/Abstract/

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