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うつ病の原因になる体内時計の乱れの原因に新知見

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体内時計の制御物質を新発見

2014年9月8日、岡山大学はヴュルツブルク大学(ドイツ)とストックホルム大学(スウェーデン)との国際共同研究で、概日時計(一日の長さを測る体内時計)の出力物質を新たに発見したことを明らかにした。

この研究成果は2014年7月16日、Journal of Neuroscienceにオンライン掲載となっている。

(画像はプレスリリースより)

研究内容

キイロショウジョウバエを用いて、概日時計の出力物質の探索を行ったところ、「ITP (Ion transport peptide)」とよばれる神経ペプチドが、概日時計の出力因子であることを突き止めた。

1995年に発見されたPDF (Pigment-dispersing factor)とよばれる概日時計の出力物質と、ITPの両方を発現しないハエでは、体内時計が乱れ、睡眠量が著しく減少すること、ITPは神経伝達物質として働く神経ペプチドであることから、ITPが概日時計の時間情報を運ぶ、新規の出力因子であることが明らかになった。

キイロショウジョウバエは概日リズムを制御する“時計細胞”が同定されている体内時計の研究に適した実験動物。脳内の150個の神経細胞が、概日リズムに関わる時計細胞であることが明らかになってる。

応用分野

体内時計の乱れは、睡眠障害、うつ病、肥満などの原因。しかし、その乱れがどのように起こっているかは明らかになっていない。

現在は体内時計に関係するメラトニン受容体に作用する物質が睡眠誘導剤として製造販売承認を取得。今後研究が必要であるが、ITPを調節する物質が睡眠導入剤になる可能性がある。

▼外部リンク

岡山大学 プレスリリース
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id226.html

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