こころの健康には、睡眠による休養感が強く影響します。2000年に行われた日本人を対象にした横断研究(ある時点で睡眠による休養感と抑うつの度合いを検討した研究)で、睡眠による休養感が低いものほど、抑うつの度合いが強いことが示されています。

(画像はイメージです)
米国の大学生を対象にした縦断研究(ある集団の人を長期間追跡してうつ病を発するかどうかの研究)では、平均34年間の追跡で学生時代に不眠症を有するものではうつ病を発症する確率が高くなっています。
2014年9月26日、MSDはベルソムラ(R)錠15mgと20mgが不眠症治療薬として厚生労働省から製造販売承認を取得したことを明らかにしました。
ベルソムラ(R)は一般名をスボレキサントという、オレキシン受容体拮抗薬です。オレキシンはオレキシン受容体と結合して、覚醒を維持します。
ベルソムラ(R)はオレキシンがオレキシン受容体と結合することを妨害することによって、覚醒状態を抑制し、脳を覚醒状態から睡眠状態へ移行させます。この作用は睡眠の生理的なプロセスと同じです。
FDAでは8月13日に承認を受けていますが、高用量(40mg)に関しては安全性の問題から対象外となりました。
日本での承認は15mgと20mgです。
MSDは9月26日より不眠症に関する疾患啓発サイト「快眠ジャパン」を公開しています。快眠チェックや快眠のためのセルフケアをクイズ形式で学ぶ不眠症○×クイズなどのコンテンツがあります。
近くの病院を検索する病医院検索に関しては近日公開を予定しているとのことです。
▼外部リンク
MSD プレスリリース
http://www.msd.co.jp/newsroom/msd-archive/2014/pages/

