うつや人間関係、人格障害、依存症にまつわるニュースを配信

メンタルスタイル

ナチュラルリソース

facebook twitter facebook

うつ

早熟な子どもはうつのリスクが高い?

投稿日:

イリノイ大学の研究

2014年11月19日、イリノイ大学は、同世代よりも早めに思春期に入った子どもはうつのリスクが高まり、女の子と男の子ではその病気の進展は異なることを、新しい研究が示唆したと発表した。

この研究はジョージワシントン大学、カリフォルニア大学およびノースダコタ州立大学との共同によって実施。

研究成果

対象となったのは思春期に入ろうとしている年代の160人以上の男女。観察期間は4年間。毎年、質問票と面接によって神経学的なリスクファクター、個人が抱えているストレス、行動等を評価した。また両親にも子どもの社会的関係や困難に関して報告を受けた。

周りに比べて早期に思春期に入った子どもたち(早熟な子どもたち)は、うつに結びつくようなリスクに対して脆弱であった。

早熟な子どもたちは、自分を見つめることが苦手で、心配性が強く、家族や周りの子どもたちとの対立を含む社会的問題を抱えやすく、問題児といわれるこどもと友達になる傾向があった。

女の子の場合には、思春期の初期に観察されたうつのレベルはその後の追跡調査では変化しなかった。

男の子の場合には、思春期の初期にはうつのレベルは女の子より低かったが、追跡調査中にうつのレベルがあがる傾向があった。

考察

今回の試験では、それぞれのリスクファクターを独立因子として扱っているため、そのリスクファクター間に因果関係があった場合には結果がゆがむ可能性がある。

早熟な子どもたちは、特に家庭崩壊や、周りとの関係性に救いのない場合には、その状況に耐えることが難しく、うつになりやすいことを認識しておく必要がある。

(画像はイメージです)

▼外部リンク

イリノイ大学 ブレスリリース
http://news.illinois.edu/news/14/1119puberty_KarenRudolph.html

-うつ
-, ,