2015年2月10日、埼玉県が行った買い上げ検査で、医薬品成分「ヨヒンビン」を検出したと発表し、購入しないよう注意を呼びかけている。
平成26年度第2回の買い上げ検査を実施したところ、インターネット通信販売等で購入した40製品中2製品から違法な”医薬品”成分が検出された。
同成分が含有されていたのは痩身薬と男性用の強壮薬だが、インターネットでいわゆる「健康食品」として販売されている。

健康食品とは、「一般の食品よりも健康によいとして販売される食品」のことを指す。
そのため、医薬品成分は医薬品として許可された物でなければ、製造・輸入・販売をすることは禁じられている。重篤な副作用を起こすこともあるからだ。
だが、含有健康食品やサプリメントは後を絶たないのが現状で、頻繁に厚生労働省や他国保健機関が注意喚起を促している。
男性の強壮薬に主に使用され、交感神経のアドレナリン受容体の遮断作用により、結果的に陰茎の血管拡張作用が発生し容易に勃起できるようにする物だ。
痩身薬にも使用されるが、性欲をアップさせ食欲を減退させているに過ぎない。交感神経の作用を抑える働きがあるため、副作用として発疹、発赤、めまい、発汗、虚脱感等複数の副作用が報告されている。
今回勧告を受けた商品はすべて英語表記の商品で、販売サイトでは医薬品成分が配合されていることが分からなかった。
摂食障害や身体醜形障害(醜形恐怖症)の患者は、痩身薬などに手を出しやすい精神状態にあることから、健康食品被害を受ける可能性が上がっている。周囲の人は、危ない製品を購入していないか、確認して見守っていく必要があるだろう。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
厚生労働省HP
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000073598.html
埼玉県HP
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0707/kensyoku/h26kaiage.html

