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脳神経細胞の成熟・増殖がうつを引き起こす

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うつの解明に光を与える新たな発見

マギル大学のメカワ博士の研究チームは、成人のうつ病患者の脳に神経細胞が統合する現象が多く見られるという研究結果を発表した。この研究結果は、人間の脳の機能とうつ病との関係性について新たな見地をもたらす可能性がある。

未解明の脳の器官

成人の脳には多くの神経細胞が存在し、海馬(かいば)とよばれる記憶や学習に関わる脳の器官と、嗅球(きゅうきゅう)と呼ばれる嗅覚情報処理に関する器官がある。従来、これらの器官は新しい神経細胞を作り細胞の統合を繰り返していると認識されている。

だが、この理論は、研究対象としてきたネズミの脳から得た知識であり、人間の脳がどうなっているかは未だ定かになってない。特に嗅球における神経形成については、現時点で結論が出てない。

うつ病とうつ病でない人の神経細胞の違い

また、同研究チームは、脳バンクにある人間の脳のサンプルを用い、うつ病とそうでない人の脳を比較した。嗅球器官における未成熟な神経細胞は、うつ病とそうではない人の脳で同じように確認されたが、うつ病の人の脳には成熟した神経細胞が、そうない人よりも多く発見された。

メカワ博士は、

「嗅球における神経細胞の成熟と統合が、うつの症状と関係があるという可能性を見つけた。今回の発見は、これら神経細胞とうつ病の発症の関係性を示す最初の証拠である。」
(CNWより引用)

と、コメントしている。

▼外部リンク

CNW
http://www.newswire.ca/

Douglas Institute
http://www.douglas.qc.ca/

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