群馬大学大学院医学系研究科と、東京大学大学院医学系研究科の研究チームは、8月6日、中高年になってから発症するうつ病治療に有効な脳のメカニズムについて解明した研究結果を、国際神経化学会誌のオンライン版に掲載したことを発表した。
当研究は、科学研究費補助金及び脳科学研究戦略推進プログラムによって支援を受けたもの。

プレスリリースによると、中高年になって発症する場合は、若い頃に発症するうつ病と違う症状が見られる。中高年のうつ病には、大脳白質の老化が原因で、脳の一部が部分的に崩壊する症状が見られる。
この症状についての治療法が確立できれば、中高年のうつ病を予防し、また適切に治療することが可能となる。
この中高年のうつ病に見られる大脳白質の虚血性変化は、うつ病の発症に関係している可能性が高い。
これは、神経信号の伝達速度を加速させる構造が崩壊しているのみで、脳神経細胞はダメージを受けない。
よって、早い段階で、ダメージが伴う神経信号の伝達速度調整をする脳組織を治療し、回復することができれば、中高年のうつ病治療に大変有効になる。
(画像は群馬大学の公式サイトより)
▼外部リンク
群馬大学 プレスリリース
http://www.med.gunma-u.ac.jp/

