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15分の心電図計測でうつ病の判定が可能か

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大うつと双極性障がいの判定が可能に

米国ロヨラ大学ヘルスシステムの研究者たちは、シンプルな15分の心電図で大うつ病と双極性障がいのどちらを有するかを医師が判定出来る可能性があることを示唆、学術誌「World Journal of Biological Psychiatry」に掲載された。

これまで困難だった両者の切り分け

双極性障がいのうつ病期の症状は、大うつ病の症状に類似しているため、これまでしばしば大うつ病として誤診されるという問題があった。

今回ロヨラ大学ヘルスシステムの研究者らが発見した方法は、心電図で測定した心拍数の変動という手頃な検査法で、被験者が大うつ病か双極性障がいかの判定を可能にするという。

15分の心電図の計測で有意な差が

実験は、大うつ病を患う成人64人と双極性障がいの成人37人を対象に行われた。

実験開始時に3リード心電図を胸に装着した被験者は、快適な状態で試験台に座り、15分休息の後15分の心電図を計測した。

これらのデータは特殊なソフトウェアを使い、心拍変動成分に変換・分析された。すると、大うつ病の有する被験者と双極性障がいを有する被験者の間には有意な違いがみられたという。

誤診を減らせる可能性

さらに2次的所見では、双極性障がいを有する患者は大うつ患者よりも炎症バイオマーカーの血中濃度が高いことが分かった。この炎症は双極性障がいなどのストレス状態に対応し免疫系が回復するときに生じることで知られている。

今回の研究成果により、双極性障がいの患者が重度のうつ病と誤診され、不適切な投薬による躁病エピソードがおこるリスクを減らせる可能性がでてくる。

(画像はLOYOLA MEDICINEのホームページより)

▼外部リンク

ロヨラ(LOYOLA)大学ヘルスシステムのプレスリリース(Science Daily)
https://www.sciencedaily.com/releases/

LOYOLA MEDICINE
https://www.loyolamedicine.org/

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