職場のメンタルヘルス対策強化に向けて
厚生労働省が検討している「労働安全衛生法の一部を改正する法案」が成立すると、労働者に対するストレスチェック(メンタルチェック)および希望する労働者への医師面接が義務化されます。アドバンテッジリスクマネジメント社は本格的にメンタルヘルス対策に取り組む企業に対して4月から「アドバンテッジメンタルケア」というプログラムの販売を開始しました。
これはストレスチェックに加えて、外部相談機関（カウンセリング）や組織診断、eラーニングなどをまとめて総合プログラムとして提供するものです。産業医業務委託サービスのオプションも。実効性のあるメンタルヘルス対策を始めようという企業のニーズに応じていきます。
エンゲージメント対策
同社が取り入れているエンゲージメントの概念は心理学や人事マネジメントの分野でも注目されています。まず、エンゲージメント（仕事の熱意度）の測定で個人と組織の課題を明確にします。そこから個々に即した研修メニューを作っていくのです。
例えば「上司との信頼関係が十分に築けていない」組織の場合、上司に研修を受けてもらいます。それが、EQ(感情知性)能力や、部下とのコミュニケーションを良好にしながらチームを先導する力を鍛える「EQリーダーシップ研修」。一方、「自分の強みを発揮できていない」と感じる社員の場合には「ポジティブキャリア研修」を実施して、自分の能力・スキルや経験の棚卸しをしてもらい、ポジティブな視点で自己をみつめていけるようにします。
▼外部リンク
アドバンテッジリスクマネジメント
http://www.armg.jp/
