株式会社フロンティア・カンパニーリミテッドは5月15日、ギャンブル依存症の問題に企業として対策を行うチャレンジプロジェクトを立ち上げたことを発表した。
現在日本では感染拡大をうけ、個々人の自粛や制限を要する事態となっている。
しかし、このコロナ禍の中で大勢が行列をなしてパチンコ店へ入る行為や、移動自粛を破って開いているパチンコ店へ向かう越境行為が止むことなく続くという深刻な「ギャンブル依存症」の問題が浮き彫りとなっている。
同社ではこの問題に医療機関や支援団体と連携を図り対応していくことを決定、チャレンジプロジェクトにRehabの名称をつけた。
また、今後はギャンブルの本質である「運」に頼りきらない未来を目指し、発表と同日の5月15日よりクラウドファンディングを開始。コロナ収束後により良い社会・未来に発展していくための支援を募っていく。
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株式会社フロンティア・カンパニーリミテッドが実施するチャレンジプロジェクトRehabは、2つのアプローチプラス1アプローチで依存症と向き合っていく。
具体的には、薬物治療やカウンセリングによる医学的アプローチと、依存症者または依存傾向にある対象者に自己抑制を促す啓発的アプローチ。そして肩をたたくアプローチである。
肩をたたくアプローチは対象者にとって周囲の人たちの協力を要するアプローチである。
モバイルアプリやIoTデバイスを使って対象者の行動パターンを把握し行動パターンや依存に至るきっかけとなる情報を蓄積する。
そして蓄積されたデータをもとに対象者に自制を促すシステムを構築、医療機関・支援団体などと共に連携をとりながら多方向より対象者が依存症へ至ることを「肩をたたいて」引き留めるのである。
同社では依存症問題の解決はひとりひとりの協力が必要不可欠であるとし、どんな状況にあっても「それでも行ってしまう」人の肩をたたくシステムを推進していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社フロンティア・カンパニーリミテッドプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000057471.html